
新学期が始まり、冬休み明けのテスト結果に驚かされた保護者の方も多いのではないでしょうか?
今回は、トレッペでの実際のやり取りをもとに、
「結果に一喜一憂しない親のスタンス」や「お子さんの成長をサポートするための実践的なヒント」
をお届けします。
【テスト結果が悪かった(涙)――親がまずするべきこと】
「テストで△△点!(内緒…)」というショッキングな数字を目の当たりにした場合、
多くの保護者が「どうしてこんなに悪かったの?」「ちゃんと勉強したの?」と感情的になってしまうかもしれません。
しかし、そんなときトレッペではこうアドバイスしています。
「今は、結果に対してあれこれ言わないことが重要です」
「『勉強を始めたばかりだから、結果は気にしなくて大丈夫!』というスタンスで接してください」
親の焦りや不安は、お子さんにも伝わってしまいます。
とくに、今は「結果」ではなく「行動(プロセス)」を重視する時期。
お子さんが小さな一歩でも進んでいるのであれば、その努力をしっかり認めてあげることが大事です。
[補足]
本当に絶望的な点数をとってしまったときはどう改善したらいいのか
「いきなり100点を目指すのではなく、次に目指すのは+30点」です!
つまり、すべてを一気に取り戻そうとするのではなく、まずは現実的な目標を設定して、一歩ずつ取り組みます。
たとえば――
①見直しを徹底する
解けなかった問題を再度確認し、なぜ間違えたのかを分析することが大切です。
とくに「わかったつもり」を防ぐため、問題の解き直しや他の人への説明を通じて理解を深める方法がおすすめです。
(あ!100点分見直したらパンクしちゃいますからね!プラス30点見直しましょう!)
②具体的なサポートを取り入れる
ひとりで進めるのが難しい場合は、塾や家庭教師に頼るのも良い選択です。
一緒に課題を整理し計画的に進められる相手がいれば、復習の質が上がります。
(ただこれは、あんまり説明すると宣伝ぽくなっちゃうのでこの辺にしておきます(笑))
【親の役割――子どもとどう向き合うべきか?】
親として、つい「何でできないの?」と子どもに厳しく当たってしまいがちですが、親もスタンスを明確にする必要があります。
☆結果とプロセスのどちらを重視するか?
今は完全に、結果よりもプロセスを重視するべき時期です。
たとえば、テストの点数が悪かったとしても「ちゃんと時間を決めて勉強した」「苦手な部分に向き合った」といった努力の部分を評価する姿勢が必要です。
☆ルールを決める
もう一つのポイントは、「どんな場面で注意をするかを明確に決めること」です。
とくに「注意をするべきこと」と「それ以外のこと」を区別し、冷静に対応することが重要です。
たとえば――
・注意すべきこと : 提出物の締切や宿題の未実施。
・流して良いこと : 部屋が少し散らかっている程度のこと。
親が冷静に対応することで、お子さんも安心して努力に集中できる環境を作れるようになります。
【子どもの「自覚」を育てるには?】
「子どもが、自分の理解不足を自覚していないのかも?」こういったご相談をうけることがあります。
たしかに、子どもが「今のままではまずい」と自力で気づくのはとても難しいです。
でも、親の方で工夫をすれば「気づくように促すこと」はできるはずです。
たとえば――
☆成功体験を積み重ねる
まずは、簡単な目標を設定して、「できた!」という達成感を味わってもらうのが効果的です。
小さな成功体験を積むことで、「やればできる」という自信につながり、自覚も生まれます。
☆親子で話し合う時間を作る
ふだんから「勉強って楽しいこともあるんだよ」とポジティブな話題を共有したり、「今日は何をがんばったの?」と軽く話を聞く時間を持つことが大切です。
怒るのではなく、まずは「話を聞く」姿勢を見せましょう。
【まとめ!――長い目で見て子どもを育みましょう】
中学一年生は、学習習慣を確立する大切な時期です。
テストの点数に一喜一憂するのではなく
「結果ではなく行動を見る」「具体的な取り組みを一緒に考える」という視点で、
お子さんの成長を支えていきましょう。
今回のケースのように、家庭だけで解決が難しい場合は、周りの人の力を借りるのも一つの手です。
親も悩みを抱え込まず、相談することで解決の糸口が見つかることがあります。
はい、というわけで何かありましたらどうぞ!
トレッペ内海がお送りしました。
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