学年1位をとっても世界は平和にならなかった話【大人になったら大人になるって誰が決めたの?】【第2話】

 

今日もトレッペブログを読みに来てくださってありがとうございます!

今回は、ぼくが中学最初のテストで学年1位をとったときの話をさせてください。

 

 

 

【この連載について☆彡】

トレッペブログを読んでくださってありがとうございます。本連載はトレッペの自己紹介ブログです。あまり学習塾らしくない内容ですが、トレッペをどんな思いで設立したのかを日記風に書かせていただきました。もちろんブログは読者様あってこそのものですから極端にアクセス数が落ちれば打ち切ります。できる限り続けていきたいと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

このブログを書いているぼく、トレッペ教室長内海(うつみ)は1975年に兵庫県で生まれました。

 

 

前回のブログで父が失踪して一家離散したという話をしましたが、そうなる前はふつうの家庭でした。

むしろどちらかというと恵まれていた方かもしれません。

そこそこ勉強もできて、そこそこ裕福だったので、うらやまれることもあったように思います。

 

 

ですが、家の中はいつもほんの1°だけずれていました。

たとえば両親の関係ですが、ぼくが物心ついた頃から二人はずっとケンカ状態にありました。

 

 

 

中1のとき、家族が決定的にバラバラになる出来事がありました。

それは、ぼくが中学最初の定期テストで学年1位をとったことでした。

 

 

テストを見て父はこういいました。

「おれが中学の頃はもっとすごかった!」

 

こういうセリフを、子どもにもっと勉強させるために好んでつかう大人がいます。(いかんですね~)

でも、うちの父はちょっと違っていました。

心の底から、無邪気に、子ども相手にマウントを取りに来ていました。

何となく、日本ハムファイターズの新庄監督が笑顔で煽ってくるのを連想していただけるとわかりやすいかと思います。(……あ、新庄監督をディスってる訳ではありません(笑))

 

 

一方で母はこういいました。

「勉強だけできてもロクな人間にならない!」

 

弟や、近所のよく物を盗む悪ガキ(まあ元気ではあった)と比べられて、お前よりもあの子らの方が何百倍もえらいとボロクソにけなされました。

なんで1位をとってけなしてくるのか不思議に聞こえるかもしれませんが、当時の母は父への不満を遠回しにぼくにぶつけていました。

 

 

やがて当事者のぼくは置き去りになり、いつものように父と母との争いになりました。

「父が中学のときどれくらい賢かったのか」と「勉強だけしかできない人間が社会でどれくらい役に立たないか」かみ合わない口論が続きます。

 

 

ケンカの末、たしか母は家を出ていきました

「たしか」というのは、母が家を出ていくイベントが幼少期から頻繁にあったので、どのタイミングで出て行ったのか、いちいち覚えていないからです。

 

 

父と母とのケンカは特にめずらしくなかったのですが、この争いは別の抗争を生み出しました。

 

 

ぼくの反抗です。

 

 

この日を境に、ぼくは父と一言も会話をしなくなりました。

そして1mmも勉強をしなくなりました。

 

 

ぼくの「勉強しない」は徹底していて、予習復習はもちろん、宿題もやらなくなりました。

もちろんテスト勉強も一秒もやりません。

夏休みなど長期期間の宿題も一切手をつけなくなりました。

 

 

もしかしたら誰かに気づいてほしい、怒ってほしいという気持ちがあったのかもしれません。

 

 

だけどぼくの生活はほとんど変わりませんでした。

当時の父は会社を作ったばかりで忙しく、ぼくの変化にまったく気づきませんでした。

母は勉強にコンプレックスがあったので、そもそも勉強の話題を避けていました。

 

 

学校の先生にも、なぜか怒られませんでした。

それまでの良い子貯金が効いたのか、ほかの子が泣くほど怒られて立たされているのに、ぼくだけ見逃されることも頻繁にありました。

 

 

そのまま何となく学年10位くらいをキープして、通える範囲では一番偏差値の高い高校に合格しました。(高校生になって詰むのですがそれはまた別の話)

少しずつ悪い方向に踏み外している……そんな感覚があるのに、誰にも気づかれず、ぼくは中学時代をやり過ごしました。

 

 

 

結局何がいいたいのかというと、

「学年1位をとったのにぼくは誰にも褒められていない!」

ということです!

 

 

えらいでしょ?

賢いでしょ?

ここまで読んでくださった方なら褒めてくれそうな気がします。

ぼくに会うことがあったらほめてください!

 

 

…………。

 

 

というのは置いといて、この頃からぼくは何となく「勉強」と「家族」は両輪だと思うようになりました。

 

 

勉強は絶対にできた方がいいです。

でも勉強だけではダメ。

 

 

「勉強」と「家族」、両方がうまくいって人生は回る。

この考え方が、のちにトレッペの設立に活かされることになります。

 

 

 

つづく→次のブログ『日本一長いトンネルで死にかけた話【大人になったら大人になるって誰が決めたの?】【第3話】』



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