生徒さんを傷つけて、自分も傷ついた話【トレッペの勉強のこと】【ステキな親子関係】

今回は、生徒さんを傷つけてしまって、

そして自分も傷ついた話をします。

 

 

 

今から約20年前、

ぼくが教室長になったばかりの頃の話です。

 

 

 

ある中学生女子にこんなことをいわれました。

 

「先生って、仕事だから私と話してるんですよね」

「親からお金もらってるから、仕方なく相手してるんですよね」

「ほんとは私のこと、嫌いなんでしょ!」

 

 

 

ぼくは何も言えませんでした。

いや、何か言ったかもしれませんが、

それは表面だけつくろった返事だったと思います。

 

 

 

どちらにしろ真摯な答えはできませんでした。

理由は、ぼくがその言葉に、結構深く傷ついたからです。

 

 

 

それから、その子は塾に来なくなりました。

人づてに聞いたのですが、

ぼくに話しかける少し前から学校にも行ってないとのことでした。

 

 

 

「あのとき、どう答えればよかったのだろう」

 

 

 

ぼくはこの言葉を引きずって、

何度も何度も思い返しました。

 

 

 

副作用もありました。

 

 

 

「お金もらってるから、仕方なく相手してるんですよね」

という言葉が引っかかって、

 

 

お金がかかることを

まったく勧められなくなりました。

それが、生徒さんに必要なものだったとしてもです

 

 

 

たとえば、会場テストがそうでした。

 

緊張しやすい生徒さんは、

会場テストを受けた経験が大きな財産になります。

だけどあのときのぼくは、

「受けたくない」と言われてしまうと、

それ以上強く勧められませんでした。

 

 

 

自分の傷つきたくない気持ちを優先する

ダメダメな教室長でした。。

 

 

 

 

 

それから時が流れて二年前――

 

 

 

ある生徒さんからこんなことをいわれました。

 

「先生って、仕事だからぼくと話してるんでしょ」

「お金もらってるから、仕方なく相手してるんだよね」

「ほんとはぼくのこと、嫌いなんでしょ!」

 

 

 

 

来たっ!!!!!

 

 

 

ぼくはこう応えました。

「最初にいっとくが嫌いじゃない。むしろ好きだからな」

「たしかにこれはおれの仕事だし」

「お金ももらっている」

「でも、仕事なんてほかにいくらでもあるでしょ?」

「お金を稼ぐ方法もほかにいくらでもあるでしょ?」

「誰かにやらされてやってるんじゃない」

「おれは、やりたくてこの仕事をやってるんだ」

「そして、君と話したくて、今話しているんだ」

「最後にもう一回いおうか? 嫌いじゃない。むしろ好きだね」

 

 

 

全力で、「ぼくは君と話がしたい」ということを言い切りました。

トレッペの駐輪場での出来事でした。

 

 

 

 

この返答が正解かどうかはわかりません。

 

何度も何度も似た経験を繰り返して、

「嫌いじゃない!」

「むしろ好きだ!」

全力で伝えなくちゃならない! ということを学びました。

 

 

 

 

 

今でも、昔失敗したこと、迷惑をかけてしまったこと

を思い返すことはありますが、

 

 

 

月日が流れてぼくはちょっぴりだけ傷つかなくなりました。

 

 

 

 

以上、『生徒さんを傷つけて、自分も傷ついた話』のブログでした。 

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