中学卒業おめでとうございます。
今日は多摩市内の中学校の卒業式でした。
天気が心配されていましたが、いいお天気で、晴れ間も見えるくらいでした。
「生まれてきてくれてありがとう!」
「元気に育ってくれたらそれでOK!」
多くの保護者さんは、
みんなが生まれた15年前、そう思っていたはずです。
そんな話をすると、卒業生からこんな言葉が返ってきました。
「先生、それは違いますよ」
「たとえば、うちは――」
「あんた宿題やったの!?」
「将来のこと、ちゃんと考えてんの!?」
「クツちゃんと揃えなさい!」
「何なの、その態度は!?」
「こんなセリフばっかですよ」
「“元気に育ってくれたらそれでOK!”なんて考えたこともないと思いますよ」
なるほど。
なるほど、なるほど。
ぼくは常々思ってるんですが――
(はい、『ミステリと言う勿れ』ですね(笑))
親がそんな風にいうのは、あなたが最初の願いである「元気に育つ」を、
ちゃんと叶えてくれているからなんじゃないでしょうか。
あなたが、生まれてきてくれて。
あなたが、元気に育ってくれて。
それだけで、親はものすごく幸せです。
でも、人間は欲深で、
その幸せの上に、さらに幸せを求めてしまいます。
当たり前ですが、あなたに何かが足りないわけではありません。
存在してくれるだけで、親にとってはめちゃくちゃありがたいです。
ぼくが言うのもおかしいかもしれませんが、
一人の大人として謝らせてください。
「ちゃんと勉強してほしい」
「しっかりしてほしい」
そんな“プラスの上のプラス”を求めてしまってごめんなさい。
そしてあらためて、生まれてきてくれてありがとう。
高校生になっても、やっぱり親というのは口うるさくいってしまうかもしれないけれど、
大人たちの根底には必ずこの思いがあります。
「生まれてきてくれてありがとう!」
「元気に育ってくれたらそれでOK!」
中学卒業おめでとうございます。
そして――
生まれてきてくれて、ありがとう。
以上、
『生まれてきてくれてありがとうはどこにいった?』
のブログでした。
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