こんにちは。
「怒られなくても、ひとりで勉強ができるようになる教室」トレッペ教室長の内海哲平です。
トレッペの得意なことは、「勉強を好きになってもらうこと」「毎日継続して自主学習できるようにすること」「ずっと昔につまずいたところを見つけること」です。
このブログは毎週火曜日(プラス気が向いた日)に更新されます。
よかったらのぞいてみてくださいね。
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今回は歴史学者の久野先生に、「歴史の楽しみ方」について書いてもらいました。
久野先生はふだん大学の先生をしているのですが、
この記事は、小中学生が読んでも楽しめるよう、とってもわかりやすい内容になっています。
大人視点でも勉強になります(^^♪
よかったら読んでみてくださいね♪
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皆さん、今年は2018年です。
2018年はどのような年かご存知でしょうか？
そうです、今から150年前の1868年に明治維新があって、それまでのお侍さんが世の中を支配していた政治体制が一新されて、新しい国家が作られた節目の年なんです。
その中心人物の一人が薩摩(今の鹿児島県)出身の西郷隆盛さんです。
皆さんも一度は名前を聞いたことがあるでしょう。
歴史上の超有名人です。
このようなこともあって、今年の大河ドラマの主人公が“西郷どん”(せごどん)になりました。
ところで皆さんは西郷さんと聞くと、どうような人(顔)を思い浮かべますか？
きっと多くの方は上野公園にある犬をつれた銅像の人を思い出すことでしょう。
しかし、あの人は実は“西郷どん”ではないんです。
銅像を最初に公開する時に西郷さんの奥さんが出席したのですが、銅像を見た奥さんは
“うちの人はこげぇな人じゃなか(うちのだんなさんは、こんな人ではない)”
と言いました。
西郷さんは大変な写真嫌いで、天皇陛下が西郷さんに写真を撮るようにススメたのですが、それを断るぐらい大嫌いでした。
ですので、現在も西郷さんの顔は分からないんです。
でも上野の“西郷どん”にはちゃんとしたモデルがいます。
それは西郷さんの弟の従道さんと、いとこの大山巌さんです。
二人は西郷さんによく似ていると言われていたので、二人を基にして絵が描かれて、それが銅像になりました。
さらに西郷さんがモデルとなって、ハリウッド映画でトム・クルーズが主演して渡辺謙さんが出演した『ラストサムライ』が作られました。
実際の西郷さんも“ラストサムライ”として士道を貫いて明治政府に反乱を起こして、死んでしまいます。
西郷さんの遺体はどこかに埋められてしまったので、現在も見つかっていないんですよ。
じつは最近、新しい史料が見つかって、首のない西郷さんの遺体を掘り出した状況が明らかになりました。
西郷さんは道端の側溝に埋められていて、身体の特徴からそれが西郷さんの遺体であることを断定したとのことです。
しかし西郷さんの顔がどのような顔かわからず、ロシアに落ち延びたのではないかと噂になりました。
歴史というのは多くのミステリーがあって、分かっているようなことでも分かっていなかったり、分からないようなことが分かったりします。
そこにロマンがあるので、いろいろと推理したりして楽しんでください。
ちなみに、上野の“西郷どん”が連れているワンちゃんの名前は“ツンちゃん”といいます。
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以上、久野先生より「歴史の楽しみ方」でした(*^_^*)
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勉強は青春だ！！
勉強はつらい修行ではありません。
まずは一緒に勉強を楽しみましょう♪
階段式個別指導教室 トレッペ
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