
ぼくたちはよく「トレッペの先生って怒らないですよね」と言われます。
いや、怒りますよ(笑)。
というわけで今回は、ぼくたちが
「どんなときに怒るのか」について書かせていただきます。
まずは、トレッペを開校した10年間でぼくが何回怒ったかを数えてみました。
4回でしたね。
ちなみに、いつ、誰に、何を怒ったかもほとんど正確に覚えています。
ぼくは、いやトレッペは「どんなときに怒るか」という明確なルールを決めています。
たとえばぼくは、「ほかの生徒さんを傷つけたり、嫌がることをしたとき」に怒ります。
トレッペは学習塾ですが、勉強面ではいっさい怒りません。
ぼくたちは「生活面」と「勉強面」にきっちり線を引いています。そして、怒るのは生活面だけで、勉強面ではいっさい怒らないと決めています。
本当に勉強面ではぜんぜん怒らないので、
学習塾なのに?と思われるかもしれませんが、そこには理由があります。
それは、過去に苦い経験があるからです。
ぼくはトレッペを起業する前に、15年間ほど別の塾に勤めていました。
そのときは、……わりと怒ってましたね。
宿題をやってこない!
小テストの点数が悪い!
……もしかしたら定期テストの点数でも怒ってしまったことがあるかもしれません。
でも、怒ったところでまったく効果がありませんでした。
言い訳がうまくなったり、
怒られないように宿題の答えを写したり、
ほんとにそれだけで、成績が伸びるなんてことはありませんでした。
むしろ今のトレッペの方が、よっぽど伸びていると実感しています。
昔の生徒さんで、まれに「厳しくいってもらえたから伸びた」という人もいますが、正直彼らは厳しく言わなくても自力で何とかやれたと思います。ほんとにぶっちゃけですが。
『怒ることと成績には相関性がない』
というのがぼくたちのスタンスです。
もちろん、宿題を忘れたり、小テストができなかったりしても、スルーはしません。
スルーは「怒る」以上の怠慢です。
「次はできるようにどんな工夫をしようか?」
「どうやったら小テストの点数が上がるだろうか?」
そうやって一緒に作戦を立てるのが、ぼくたちの仕事です。
怒るのは生活面だけ。
勉強面に関しては全面的に生徒さんの仲間です。
ちなみにですが、ぼくが怒るときは「感情的にガツン!」とはやりません。
「次こういうことが起きたら、このタイミングでこう言おう」
と、事前に台本を決めてから怒ります。
なので、怒るときはかなりシステマチック(笑)。
というわけで、トレッペは――
生活面ではきっちり怒る。
勉強面では怒らない。一緒に壁を乗り越える仲間。
そんなスタンスでやっています。
以上、
『10年で4回。トレッペ塾長が怒った理由』
のブログでした。
【おまけ】
トレッペ塾長が怒るのは10年に4回くらい。
でも、一緒に笑うのは毎日です。
ともに笑おう!
↓前回のブログはこちら↓
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勉強は青春だ!!
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まずは一緒に勉強を楽しみましょう♪