こんにちは。トレッペの青ひよこです。
９月の模擬テストや夏休み明けテストが返却され、その点数に一喜一憂しているころかと思います。
本日はどちらかというとお家の方向けに「努力に正当な評価を」というお話をしようと思います。
テストが返却されるとついつい点数を見てしまいます。
特に平均点を知るとそれと比較して評価してしまいたくなります。
しかしそんな評価はわざわざ言われなくてもみんな理解しています。
ではテストが返ってきたとき、どのようなことについて評価をしてあげるべきなのでしょうか。
そのヒントは子供たちが好きなことにあります。
子どもたちはなぜゲームやスポーツに熱中するのでしょうか。
それはわかりやすい形で「自分が努力した結果」が出てくるからです。
ゲームであればレベルや今まで倒せなかった敵を倒せるようになるといった形で、
スポーツであればより点数が取れるようになる・新しい技術を身につけるというように「努力したからこれができるようになった」と明確に言えるものが存在します。
しかし勉強ではわかりやすい形で自分の努力の成果を実感できるものが多くありません。
基本的にはテストの点数しかありませんが、テストは極論一生懸命勉強したとしてもそこが出題されなければ努力の成果は可視化されません。
そのため行ってきた努力がまるで無駄だったかのように映るのです。
なにより勉強の目的はテストで良い点を取るためではなく、今後の人生を豊かに過ごすためです。
であるのであれば、評価はテストの点数ではなくそれに向けて学習した姿勢や学習した内容であるべきです。
しかし学校や塾以外での努力を先生たちは知る術がありません。
つまり子どもたちの努力を正当に評価することができるのはお家の方々のみということになります。
ですから、お家の方にはテストに向けて学習していた姿勢や努力したこと自体を評価してもらいたいと思います。
「努力すればそれを正当に評価してもらえる」ということを理解すれば必然的に学習へのモチベーションが向上し、良いサイクルが生まれるはずです。
本日は「努力に正当な評価を」というお話をしました。
すこしでも皆様の学習環境が改善されることを願っております。
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